「ウェイトドールって結構高いから手作りできると助かるんだけど…」
「ほしいキャラクターのウェイトドールがないから自分で手作りできないかな?」
そんな思いでこのページを訪問いただいたのではないでしょうか?
こんにちは、ウェイトドール専門店テディベアタイム店長の板羽貴代です。
私からの回答は「作ろうと思えば作れます。ただし、結構難しいです💦」ということです。
まず、工房でのウェイトドールを作る工程を見てみてください。
いかがでしたでしょうか?
「意外と簡単そうじゃない」と感じられましたか?(笑)
確かに細かな点を気にしなくてもよいのであれば、手作りも可能だと思います。
プロが気にする細かな点とは?
では、細かな点とはどのようなことなのか、工房が留意していることをお伝えしますね。
使用する重りについて
まず、重りを用意しなければいけません。
当店で扱っているウェイトドールやウェイトベアは商品によって異なりますが、下記のようなものを使用しています。
- サンゴ
- 寒水(大理石の砂)
- 樹脂ペレット(樹脂製の小さな粒)
- マイクロサンド(微粒の砂)
- 鉄の玉をニッケルでコーティングしたもの
使用するぬいぐるみや重さによって使い分けています。
重りの入れ方
重りの入れ方にも気を遣う必要があります。
抱っこしたときにゴツゴツしないか、座らせたときにバランスが悪くならないか。
そして、1g単位での重りの調整も実際やってみると中々難しいものです。
重りを入れた後は重りを入れるために切った箇所を縫わなければいけません。
ぬいぐるみの生地がストレッチ性のものであれば縫いやすいのですが、そうでなければ縫い合わせることが難しくなります。
また、縫い跡が目立たないように、やぶれないようにしっかりと縫う必要があります。
記念日やお名前、メッセージの刺繍
縫い終わった後は足裏に名前、記念日、メッセージなどを刺繍します。
足裏の形に切り取ったフェルトなどに刺繍し、それを足裏に縫い付けます。
文字を刺繍できるミシンをお持ちであれば問題ありませんが、手で刺繍するとなるときれいに仕上げることは難しくなります。
安全性のチェック
そして、最後に安全性のチェックです。
工房で作成したものは検針機に通して針が残っていないか確認したり、重りがぬいぐるみを突き破って出てこないかなど細心のチェックを行っています。
いかがでしょうか?
簡単に作れているようで、実はこのような細かな工程をえてウェイトドールは作られています。
意外とハードルが高い手作りウェイトドール
実際に作ろうとすると、そのハードルの高さに気づきあきらめる方が多いようで、ネットで検索をしてもあまり個人で作成したというブログなどは見つかりません。
ただ、繰り返しになりますが、質や安全性にこだわらなければ作成することも可能です。
下記の方は作成した様子をブログ記事にされています。ぜひ参考にしてみてください。
ぬいぐるみを持ち込めるサービスもあります
もし自分が好きなキャラクターのウェイトドールがないから、ご自身で作りたいと思われた方はご安心ください。
当店では、お客様の持ち込みのぬいぐるみでウェイトドールを作成させていただくサービスを行っています。
他店で断られた小さいサイズのぬいぐるみでも大丈夫!熟練の職人が素敵に仕上げます。
参考に、これまでにご注文いただいたウェイトドールをご紹介します♪
★5評価を下さった中嶋様はポケモンのぬいぐるみをウェイトドールにされています。
お母様にプレゼントするため、お気に入りのぬいぐるみをウェイトドールにした黒瀬様。大変喜んでいただけたそうです。
結婚式でご両親に贈呈するためクラシックプーのぬいぐるみをウェイトドールにしたM様には足裏の刺しゅうを喜んでいただけました。
他店では注文できなかったサイズのシェリーメイのウェイトドールをご依頼いただいた今若は、ぬいぐるみの身長サイズも出生時に近いということで、作成できたことを喜んでいただけました。
ご出産の想い出にウェイトドールをご希望だった浅倉様は、大好きなリラックマを選びました。当店でもリラックマのウェイトドールを販売していますが、大切なぬいぐるみで作成したいとご注文いただき、喜んでいただけました。
サマンサタバサ★ユニベアの「パフィー」をウェイトドールにした古澤様には、幸せな気分になれると嬉しいお言葉をいただいております。
このように、これまでにたくさんの世界でひとつだけのウェイトドールを作成させていただいておりますので、ぜひお気軽にご依頼ください。