結婚式で両親へ記念品を贈呈するシーンは、とても感動的ですよね。
演出の一つとして花束を贈る新郎新婦が多かったですが、最近は「両親への感謝が伝わるもの」が重要視されています。
その中でも生まれた時の体重に調整されたウェイトベアは大人気!
可愛らしさとインパクトがありながら、世界で一つという特別さも感じられるでしょう。
そこで今回は、結婚式での両親贈呈品について徹底解説していきます。
人気のウェイトベアも紹介するので、ぜひ参考にして選んでみてくださいね。
結婚式での両親への記念品贈呈とは?
結婚式は一般的に挙式と披露宴に分かれており、披露宴は約2時間30分という時間でおこなわれます。
【2時間30分】という時間を無駄にしないように、しっかりプログラムを用意して進めていくのが結婚式の基本です。
また招待した人に「楽しんでもらう」「退屈にさせない」「感動してもらう」「感謝を伝える」ということも大切でしょう。
そのために2時間30分の中に起承転結を作り出して、結婚式としてのメリハリをつけます。
両親への記念品贈呈は、この【結】にあたる重要なシーンです。
- 花嫁からの手紙
- 両親への記念品贈呈
- 謝辞
- 退場
結婚式のクライマックスとして欠かせない演出となっています。
両親に結婚式で記念品を贈呈する意味とは?
結婚式の中で両親に記念品を用意することには意味があるのでしょうか。
「両親は身内だし…費用抑えるためになくしていい?」と考える人もいますが、記念品贈呈を結婚式から省いてしまうことはおすすめできないです。
結婚式のクライマックスとしてプログラムに入っていることには、きちんと意味があるので理解しておくようにしましょう。
これまでの感謝の気持ちを伝えるため
結婚することは人生の門出であり、両親のもとから巣立つ節目の時です。
「これまで育ててくれてありがとう」
普段は素直に言えない言葉だからこそ、結婚式で真っすぐに両親へ伝えます。
両親への記念品贈呈は、「記念品を渡す」わけではなく「感謝を伝える」シーンです。
記念品を両親へと贈る時に、「ありがとう」という言葉をつけて握手やハグをします。
- 小さかった我が子…
- 泣いてばかりいた我が子…
- わがままで甘えん坊な我が子…
両親は昔のことを思い出しながら、目の前にいる立派に成長した我が子を誇りに思うでしょう。
両親に記念品を贈呈する一番の意味は、両親に感謝を伝えることです。
結婚式での感動シーンを作るため
先ほども紹介したように、結婚式は2時間30分の中で起承転結のストーリーを作ることが大切です。
両親への記念品贈呈のシーンは、周囲の人から見ても感動できるシーンとなります。
親の立場で共感する人もいれば、子どもの立場で感動する人もいるでしょう。
映画でいえばクライマックスの欠かせないシーンとなるので、結婚式を成功させるためにも意味があるものなのです。
両親には引出物がないため
結婚式を挙げるのは新郎新婦ですが、結婚式は両家が招待するものと考えられています。
両親も結婚式の主催者側であることから、一般的に引出物を用意することは少ないです。
しかし新郎新婦からすれば、両親も結婚式に招待している参列者でしょう。
引出物ではないギフトとして、両親へ記念品を贈るという意味もあるのです。
両親贈呈品の基本マナーとは?
両親贈呈品は感謝の気持ちを伝えるものです。
ただし「なんでもOK」というわけではないので、基本のマナーは抑えておくようにしましょう。
予算相場は?
結婚式での両親への記念品の予算相場は35,000円です。
新郎新婦でそれぞれ用意するので、15,000~17,000円程度のものを2つ用意するのが相場になっています。
あくまでも相場なので、結婚式全体の予算に合わせて選ぶようにしましょう。
熨斗はいる?
贈り物には熨斗をつけることが多いですが、結婚式での両親への贈呈はプログラムの中でおこなわれるものです。
他の参加者も見ているため、基本的には熨斗はつけません。
もし結婚式ではなく両親へ贈り物をする場合は、紅白結び切の熨斗をつけるようにしましょう。
NGアイテムは?
結婚式では、縁起の悪いとされるものは避けるほうが良いです。
「絶対にNG」ということではないですが、マナーとして知っておくようにしましょう。
- 【ナイフ・包丁】縁が切れることを連想する
- 【日本茶】弔事に使われることが多い
- 【ハンカチ】涙を連想する・手巾(てぎれ)と書く
特別に贈りたい理由があるのであれば問題ないですが、そうでなければ結婚式には相応しくないので気をつけてください。
結婚式で贈らなければいけない?
「絶対に結婚式で贈らなければいけない」というわけではありません。
結婚式前後に家族だけで集まって贈呈しても良いです。
ただ一般的には結婚式をする人の9割以上が両親への記念品贈呈をおこなっています。
「わざわざ結婚式の中で身内に贈り物をすることはない」という両親もいるかもしれませんが、結婚式の定番の演出として入れてみてください。
最近は両親贈呈品の定番は花束ではない?
これまで両親への贈呈品といえば、花束が定番でした。
結婚式のプログラムにも【両親への花束贈呈】と記載されており、結婚式場の装花担当者が両親への花束を用意するのが一般的です。
しかし最近では、両親への記念品=花束という概念はなくなってきています。
花束以外が定番となっている理由
まず花束が定番だった理由を考えてみましょう。
- 華やかな演出になる
- 見栄えする
- 準備しやすい
- 予算に合わせられる
- 贈呈といえば花束
このようなことから、当たり前のように花束を選んできた人も多いはずです。
記念品を残してほしい
花束は色鮮やかでボリュームもあるので、贈呈品として見栄えします。
結婚式の演出として考えれば、花束でも問題ないでしょう。
しかし本来の目的である「両親への感謝」という視点で考えると、花束は記念品として残しておくことができないです。
せっかく感謝の気持ちを込めて贈呈するのであれば、ずっと両親の手元に置いておけるものが良いために花束以外が定番になっています。
持ち帰りや管理が大変
両親が遠方から結婚式に参列する場合、花束を持ち帰るのは大変です。
贈呈用の花束はボリュームがあるため、電車や飛行機でも抱えて持たなくてはいけません。
自宅に到着する時には、もう花がボロボロになってしまった…ということもあるでしょう。
また持ち帰った花束を花瓶に仕分けて管理するのも簡単なことではないです。
そこで郵送できるような品物や管理・手間がかからないものが選ばれるようになりました。
特別感を出したい
最近は「オリジナルウエディング」が主流であり、他の人とは異なる個性を出した結婚式をしたいという新郎新婦が増えています。
ひと昔前までのように、決められたテンプレートの中で結婚式をするような新郎新婦は減っているのです。
両親への贈呈=花束というのは、ひと昔前のテンプレートに組み込まれた演出となります。
自分たちらしさを出したい新郎新婦は、花束を選ばずに特別感の出る記念品をカスタマイズするのです。
両親への記念品を選ぶポイントは?
花束が定番でなくなっているとすると…最近の定番やおすすめはどのようなものなのでしょうか。
両親の記念品を選ぶポイントを紹介します。
定番の花束と一緒に記念品
花束は定番ではなくなってきていますが、花束には花束の良さがあります。
贈呈品としての見栄えが良く、人生の門出・節目として適切な贈り物であるためです。
そこで、それぞれの両親に花束+記念品としてセットで贈る人も増えています。
たとえば両家父には花束を渡し、両家母には記念品を渡すなどすると良いでしょう。
感謝の気持ちが伝わるもの
両親へ記念品を贈呈する意味は、両親へ感謝を伝えることです。
しっかりと感謝の気持ちが伝わるものを贈呈品として選ぶようにしましょう。
- これまでの子育てを思い返せるもの
- 大きく成長してくれたことを実感できるもの
- 「ありがとう」が真っすぐ伝わるもの
上記のようなことをポイントにすると選びやすくなります。
記念としてカタチに残るもの
花束が定番でなくなったのは、いつしか枯れてしまうものだからです。
そこで記念品として、カタチに残るものを選ぶようにしましょう。
結婚してからも孫ができてからも…ずっと両親に手元に残るものを贈ると喜ばれます。
失敗しない!両親贈呈品におすすめのウェイトベア5選
ここからは最近の定番であり、絶対に両親に喜ばれるウェイトベアを紹介します。
両親への感謝を伝えられるもので、さらにカタチとして残るものです。
ぜひ参考にしてウェイトベアを選んでみてくださいね。
①愛され続けてロングセラー!Cocotte(ココット)
有名式場でも取り扱いしているロングセラーのウェイトベアです。
フランス語で「可愛い子」という意味を持つCocotteは、その名の通りに可愛らしい表情をしています。
丸い耳に大きな目、ちょこんととがった鼻に微笑んだ口…すべて可愛いにこだわって作られているので見ているだけでも癒されるベアです。
色はホワイトとブラウンの2色から選ぶことができます。
カールしたふわふわの毛並みで手触りも抱き心地も抜群です。
ずっしりとした重みを腕に感じることで、両親は出産して初めて我が子を抱いた時のことを思い出すことができるでしょう。
足裏にはオプションで名前・生年月日・身長・体重。メッセージを入れることも可能です。
ぜひ世界に一つのとびきり可愛いウェイトベアを用意してみてください。
②売上№1!Carina(カリーナ)
Carinaは、テディベアタイムで一番売れているウェイトベアです。
人気の理由は、高品質でありながら低価格であることでしょう。
生地の製造から縫製まで国内ですべておこなっている純国産のウェイトベアで安心です。
色・表情・手触りにこだわって作られています。
色はホワイトとモカピンクの2色です。
角度によって表情が変わったり、しっぽがぴょこんとついていたり…見ているだけで心が温かくなります。
オプションの足裏刺繍は、名前・マークに定型メッセージから両親への言葉を選ぶことができます。
感謝の気持ちしっかりとウェイトベアに込めることができるので、結婚式の贈呈品としておすすめです。
③結婚式にピッタリ!キャメリーマリアージュ
キラキラとした瞳とにっこり微笑んだ表情が魅力のウェイトベアです。
高級素材アクリル100%なので、思わず頬ずりしたくなるような気持ち良さがあります。
現在はハッピーウエディングキャンペーンとして、2体セットで5,500円もお得に購入可能です。
男の子と女の子の2体セットになっており、男の子には蝶ネクタイ・女の子にはベールがついています。
ウェルカムベアとして受付に飾っておき、最後に両親への記念品として贈呈するのも良いでしょう。
足裏刺繍も可能で、上記のように出生時のデータが入ります。
記念日は結婚式の日にしておくと、この先の思い出に残るようになるでしょう。
④しっかり感謝が伝わる!カントリークラシックベア(名詩タイプ)
カントリークラシックベアは、生まれた時の体重を再現して作られたウェイトベアです。
名前を織り込んだポエムもセットになっているので、ダブルで感謝と感動を与えることができます。
お父さんにポエム、お母さんにウェイトベアとそれぞれ贈呈を分けておこなうことも可能です。
カラーはゴールドベージュとスノーホワイトから選択できて、どちらもクラシカルな雰囲気のお洒落なベアとなっています。
足裏刺繍には、出生月日と時刻まで入れることができます。
またモチーフやイニシャルも入るので、両親との思い出や絆にもなるでしょう。
⑤生まれた時の感動を!ベビーウェイトベア
ベビーウェイトベアは、まるで赤ちゃんのような優しく可愛いウェイトベアです。
ベアはロンパースを着ているので、赤ちゃんの頃のことを懐かしく思い出すでしょう。
また母子手帳ケースもセットになっているので、昔の母子手帳やへその緒などを入れておいてもらうことも可能です。
ロンパースも母子手帳ケースもオーガニックコットンを使用してシンプルに作られています。
カラーは、クリームイエローとベビーピンクでどちらも上品で柔らかい雰囲気です。
足裏には刺繍が可能で名前や体重が入ります。
世界に一つだけの可愛いベビーウェイトベアを贈ってみてくださいね。
まとめ
結婚式での両親への記念品贈呈は、これまで儀式の一つのように考えられていました。
そのため見栄えの良い花束が記念品贈呈の定番となっていたのです。
しかし近年では、「両親へ感謝の気持ちを伝えること」「記念に残るものを贈ること」が主流となっています。
ずっと両親の近くで見守るように存在してくれるウェイトベアは、生み育ててくれたことへの感謝を末永く伝えることができるものです。
出生体重を両親の手に贈ることで、小さかった我が子の成長を改めて実感できます。
結婚式は新郎新婦にとっても、両親にとっても、人生の門出となる日でしょう。
「あまり記念品贈呈にこだわりがない」という人も、今一度両親への感謝をしっかりとギフトに込めて伝えてみてください。